もう初夏ですね。この時期からは日焼けをケアできる食事がとりたいものです。
日焼け予防に効果的な成分の代表格はビタミンＣでしょう。
ビタミンＣは日焼けによる過剰なメラニンの生成を抑制します。
肌は紫外線による刺激を受けるとＤＮＡが破壊されたり、皮膚癌が発生したりします。
そのため肌はバリアを形成し、刺激を受けないようにします。
この時作られたメラニン色素が沈殿しシミになります。
通常ならこのメラニン色素は排出されます。
ですが、日焼けにより過剰に作り出されたメラニン色素が排出しきれずに残ってしまってシミになってしまいます。
この過剰なメラニン色素の生成を抑制するのがビタミンＣです。
ビタミンＣは抗酸化作用があります。
日焼けにより体の中に有害な活性酸素が大量に出来てしまします。
この活性酸素を除去するのがビタミンＣです。
朝の柑橘類は注意
柑橘類はビタミンＣを多く含む食べ物ですが、陽にあたる前に摂取するには注意が必要です。
柑橘類はソラレンという成分を多く含んでいます。
ソラレンは紫外線を吸収してしまいます。そのためシミの原因になってしまいます。
ソラレンは摂取して２時間後に作用がピークになります。
夜に摂取すれば何も問題ありません。
柑橘類はビタミンＣも多く含まれているので、摂取したい食べ物です。
ビタミンＣを多く含む食品は
赤ピーマン、黄ピーマン、ゆず(果皮)、アセロラジュース、パセリ、葉キャベツ、レモン(全果)等。
ビタミンＡ、ビタミンＥも必要
ビタミンＡには抗酸化作用の他にもコラーゲンを生成を促進する働きがあります。
ビタミンＥにも抗酸化作用があります。
ビタミンＡが多く含まれる食品は
鶏レバー、豚レバー、あんこうのきも等。
ビタミンＥが多く含まれる食品は
あんこうのきも、いわし油漬け、たらこ等。
